発信力と受信力

>こんにちは。いいお天気の日曜日。

如何お過ごしですか? いつもと同じ時間割で。

起きて、食べて、さて・・何しよう?

そんな時間の過ごし方もいいですよね。

>さて。タイトル。

昨夜、お店が終わって、いつもの通りに帰宅。私は車通勤です。

いつも@FM(FM愛知)を聴きながらの運転で、さらっと聴きながら帰るのですが

昨日は、走り出した瞬間に、BGMも無い空間から一声。

「長渕剛です。」

ん??? ものまねの人なのかな?と思ったけど。その空気の圧感は半端ないから。

いや・・・本人だ。

どうやら、緊急特別番組で、鹿児島出身の彼は、FMの電波を使って

被災地にエールを送っていました。

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※この写真は、2015年12月31日にラジオ出演した時の記事より拝借。
きっと、こんな感じでマイクの前にいたと思います。

「30分しかねーけど。ギター持ってきたから。」

彼の事は、よく知らないくせに、何故か、彼らしい・・と思ったし
その一言で、結構・・ガツンと胸に響くものがありました。

さすが。富士山で10万人も集めてLiveをするだけの人。
凄く力があって、それを唄にして、ぶつける事が出来る人。

私は、30分間、耳を休める事なく聞き入りました。

その力は、凄くてね。ギター1本と。1人の人間の力。

と、ラジオの電波の力。そして人間の聴力。

視覚の情報力よりも、遥かに音の方が、情報量が多くて。
音は、直接心に響くそうです。

音の波動は、直接人間の身体全部にぶつかって。
それで、感動したり、気持ちが前向きになったり。
リラックスしたり、警戒したり。

あの、地震速報の「音」の嫌な感じ。

あれが、ピカピカ光るだけの視的情報だったとしたら?
音の嫌な感じには、到底近づけないはず。

それだけ、「音」は心に繋がります。

その30分間は、ギターの音と、彼の歌声と。語りだけ。

他には、何にもなくて、たぶん台本もない。

「車の中で聞いているみんなも、耳を傾けられたら、ちょっと聞いてくれ」

その言葉は、車の中で聞いている私と被災地の車の中で聞いている人を

少なくとも、一瞬は同じ気持ちにしたはずです。

10代に向けた言葉。じーちゃん、ばーちゃんに向けた言葉。

警察、行政、自衛隊に向けた言葉。

九州全体に向けた言葉。そして、九州以外の地区の人に向けた言葉。

どれも、ガツンと来ました。

私には、こんな発信力ないけど、受信力はある。

受信力がなければ、発信力も成り立たないのだから。

私に出来る事を、小さな事でも。やろうと改めて思い直しました。

ありがとう。長渕!

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