このページに辿り着いた方は、もしかしたら「1型糖尿病患者様」でしょうか?それともSyalalaのサイト内を巡って「何だろう?」って思った方?お世話になっているご常連様かもしれないし、お子様が「1型糖尿病患者様」だったり、最近ご自身が「1型糖尿病」を発症して右も左も解らない中で辿り着いた方かもしれませんね。

1型糖尿病の大部分は、膵β細胞を標的とする自己免疫疾患です。絶対的インスリン欠乏に至る疾患で生命維持のために一生涯インスリン強化療法を続けなければならない重篤な疾患です。

このページは、「1型糖尿病」の事を、より深く理解して頂く為に作りました。何故なら、私自身が2019年12月に緩徐進行1型糖尿病を発症した「1型糖尿病患者」だからです。

 その日から生活が一転しましたが、今日まで身近な方々に支えてもらいながら、少しずつこの病を理解して。やっと・・私自身がこの病と向き合えるようになりました。それまでは、自分が一番この病を理解していなかったり、最後まで「普通でいたい」気持ちがあったり。糖尿病と言う病への偏見。そして何よりも「気の毒に・・・」と言う表情をされる事を避けたかった時期もありました。発症から約1年半。まだまだ、この病の事について知らない事ばかりの初心者です。どうぞ、このページを見ながら私と一緒に「1型糖尿病の事」理解して頂ければと思います。

注射を打たなきゃ食べられないから、打てば食べられるへ

 私が変わるキッカケとなった出来事は、同じ「1型糖尿病」を患っている方との出逢いです。その方は「劇症1型糖尿病」の方で私の「緩徐進行1型糖尿病」とは違って発症したその日から「自己注射」が余儀なくされます。その方が私に教えてくれたのは、「注射を打てば何でも食べられる。」「オートマチックで糖質量によって分泌されていたものが壊れて使えなくなった。なので手動で出なくなったものを注射で補ってあげる。ただそれだけです。」って事。そして、オートマよりマニュアルの方が難しいから、練習が必要って事。

私は、この時初めて、「理解者がここに居る。」と思いました。

病院の先生も力になってくれる。家族もお友達も気にしてくれる。けど、誰も理解者ではないと感じる日々でした。だって、自分自身も理解していない病。それこそ右も左も解らなくて、毎月の検診で見る数値だけに囚われる日々。

「もう、私は好きな物を好きなだけ食べる事は一生出来ないんだ。注射を打たなきゃ食べられないんだから。」

と、そう思っていましたが、この方とお話しさせて頂いた後は、

「注射を打てば食べられる。」「何でも出来る。」

マインドが変わった瞬間でした。今でもその時の事を覚えています。

理解してくれる事が支えになる。

 正直、今でこそ、こんな文章を綴っていますが、ずっと隠せるものなら隠して生きていきたい。そう思っていました。けど、無理なんです。隠して生きてはいけない病です。そう思う出来事が一つずつ増えていく度に「理解してもらう事。助けてもらう事。」の大切さを感じてきた頃、私の大好きな先輩が私の背中を押してくれました。「助けてと、言ってごらんなさい。周りは助けてくれるから。」涙が出そうな言葉でした。彼女も大病を患い今日に至るのですが本当に優しい方で大好きです。色々な事をココで共有させてください。食べ物の事。糖質制限の事。低血糖の事。捕食の事。インスリン注射の事。不安になる事等。ここでは1型を中心としたサイト作りをしますが、2型糖尿病患者様の事にも触れていきたいと思っています。

 私が、出逢いで変わり、救われたように、このページとの出逢いが心救われるキッカケとなり、一人でも多くの方の心が孤独から希望へ目線が変わってくれるのであれば幸いです。

※このページは健全な心で作成されています。管理人が承認しない関連商品やサービスのご提案は固くお断り致します。

※作成日:2021年9月現在:発症1年半です。まだ知らない事の方が多い新参者です。ご経験を積まれている方々からのアドバイスやご提案については心より歓迎いたします。

糖尿病ってどんな病気?

この病の事について私がお勉強した範囲で更新しております。

まだまだ、未知の世界。アウトプットする気持ちで更新しております。