今の私

 先日、同じ病気の方からお言葉を頂きました。私の方が励まされました。本当にありがとうございます。

その時に、もしかしたら、先に、今の私の事を伝えた方がいいのかな?って感じました。同じ病気を患う人が、このBlogを読んでくれた時に、一瞬で気持ちを共有する事が出来て共に前を見て生きていく糧になるように。独りぼっちで過ごすのではなく、一緒に生きよう。見た目では全く判断できない病気だし、普通に何でも食べられるし何でも出来る。けど、ちゃんとしなければならない事も沢山あるよね。今日はそんな事を伝えていきたいと思います。

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HbA1c の事

自分の病気を開示してから、数人の方からお声をかけて頂きました。驚いた事は、「糖代謝」に不安がある方が一番多かった事です。白米を食べると、その後が何故かしんどい。とか、ダイレクトに健康診断で糖代謝にCマークがついたとか。急に低血糖症状になる事があるのだけど。とか。

「HbA1cの数値は?」

と聞き返すと、誰も答えられなくて。

なるほどー。あんまり意識されていない数値なんだなーって思いました。

ただ。HbA1cの数値が低くても、ある日突然に発症するケースもあります。「劇症型」の方はそうかも。

私の知っている「劇症型」の方は発症時は風邪かな?って思っていたそうです。寝れば治るだろうと思っていたけど、発熱もして何かおかしい?って思い始めた矢先に、倒れて。意識がなくなったそうです。

気が付いたのは、病院のベットの上。2日も意識を失くしていたそうで、処置が遅れていれば危なかったとの事です。現在70代の方で、発症は60代の頃と伺っています。今は食べたい物を気を付けながら食べていて、しっかりと運動もされていて、とてもアクティブです。

糖尿病患者さんにとって、「HbA1cの数値」は、一生付きまとう数値です。これに一喜一憂してはいけない。と言われていますが、やっぱり月に1度の検診で、上がれば落ち込み。下がれば嬉しくなります。

今回は、HbA1cについて、少し書きたいと思います。続きを読むで進んでくださいね。

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1型と2型 

 「糖尿病」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?

私は、不摂生な生活習慣から成る「生活習慣病」のイメージがありました。1型とか2型の区別もつかず、幼少時から自己注射をしている人が1型。それ以外は2型。そんな程度の知識しかなく。家族に「糖尿病患者」もいないので、遺伝的要素もないし。私には無関係の病気と思っていました。

そんな私が、ある日突然

「糖尿病です。それも1型です。」

と、ド正面から言われたのです。キッパリ。

1型って、あれでしょ?インスリン注射とか自分で打つやつで、先天性のものじゃないの?

40も半ば過ぎで。えっ?そんな事ってあるの?

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専門医以外は当てにならない

 今思えば、あの時・・・。そんな事ってやっぱりあります。

あの時に、何かしらの対処をしていたら、1型糖尿病を患う事もなかったのだろうか。それとも時期は遅かれど、同じ道を歩んだのか。それは解らないけど。今の私は、たくさんの出来事が重なってここにいます。

病院の先生の事。救われた言葉。何か見えない力が導いていた日の事。泣いた日。笑った日。

そんな徒然を書いております。今後の読者の皆様の健康維持に役立てば幸いです。

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