竜馬と龍馬は違うって知った日の事。

>「これから、毎日Blogを書こうと思って!」

先日、お茶をしている時に、友人が言った言葉です。

「自分の中だけの決め事だけど。決めないとやらないから。」

ほほぅ・・・・。なるほど。確かに。

と言う事で。その友人に肖って、私も出来る限り・・・・更新しようと。
そう・・・ユルク 決めました(笑

>そんないつまで続くか解らない・・・タイトル(笑

今年の初夏になるか、ならない頃に。
1冊の本を頂きました。

「もう、読んじゃっていらないから。武田さん好きでしょ?こーゆーの。」

って。その本が、

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「明治維新という過ち」/ 原田伊織・著書

確かに。好き。
私はこの時代の事を知ったキッカケが、

やっぱり、「坂本竜馬」が最初で。

その流れで、「高杉晋作」が好きになって。
九州の小倉と下関に行った時には、長州~って感じでいて。

で、会津側の、この時代の事を知って・・・・・・。
郡上藩の凌霜隊の事を知って、郡上城まで行ったりしながら

どっちの事も知ってからは、

会津寄りな人になり。
次に旅をするなら、会津に行ってみたいなぁって。

でもって。岩倉具視が大嫌い。

それでも、坂本竜馬や、高杉晋作の方の事も、キライじゃないけど。って感じ。

>この本は、なんとなく放置状態が続いてて・・・・。

そんな、とある日。私と同じ歴史感を持ち。
いつも、いろんな事を教えてくれるお客様から

「明治維新の過ち」は読んだのかね? と聞かれ。

「あっ・・・まだ・・・・。」

「読んだ方がいいよ。歴史感変わるし。私は長州が大嫌いになったよ。」

って。言うものだから。

「えっ?吉田松陰も嫌いになる?」

「なるよ。」

「高杉晋作も?」

「なるなる。」

そこまで言われて・・・・・。
目の前にあったその本を、「そう???そんなに??」って感じで
ペラペラ~っとめくって、サクッと読み始めました。

~はじめに~ 竜馬と龍馬

から、この本は始まるのだけど・・・・。
ここから、グイッと引き込まれます。

先に読み進めるには、ある程度のこの時代の知識が必要となります。
それでも、前のページに戻ってみたり、
Wikipediaで、色々確認したり、調べたりしながら・・・

例えば、「三島事件」とか。「八月十八日の政変」ってなんだったっけ?とか。
蛤御門の変とどっちが先だっけ(汗

とかね(笑 頭の中で整理しながら読み進めて・・・。
でも、途中から頭の中でまとまってきて。
半分読み進めた時には、頭の中に年表が出来上がってたから
そこからは、スムーズに読めてます。

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これでもかっ。って程に、長州を徹底的に野蛮人として表現。
しかも、その描写も・・ここに書けないくらいエグイ。

でも。
著者が言うように、歴史は人が作ったものであって。
そこには、血生臭い、卑怯卑劣な。そして今ほど裕福な時代じゃない
生きる為には、人をも殺める時代。

美学や、侍魂、武士道、日本の美は・・・・・。

エリート武士が持つ世界であって。

士農工商・・・・全てに武士学があったかの聞かれると
納得する。

そのエグイ描写も・・・腑に落ちるし。
リアルな現実だったんだと、理解出来る。

となると、徳川幕府・会津藩・桑名藩・諸々が
凄くキレイな世界に出来上がってしまう訳で。

こうなってくると・・・
水掛け論的な感じになっちゃうね(笑

けどね。
確かにね。

坂本竜馬が、ヒーローになり過ぎていると言う
著者の言葉と、竜馬と龍馬は違う。と言う所は納得。

この時代の事が好きな方。
是非、この本を読んでみて下さい。

歴史ってね。見る角度によって全然違うし。
原田さんの、この本は・・・・
生々しい。

その時代の中にいる感覚になりますよ。

もう少しで読み終えるこの本。
早く、読み終えて
お客様と、沢山お話がしたい!

追記:
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Syalalaのすぐ近くの、Mamie&mamie さんのスープランチ♡
やっと食べれたのー♪ 勿論・・・食後には
9月の季節スムージー 「巨峰・梨・ソイミルク」のスムージーも頂いたよ♪
美味しかったな~。おすすめですよん。