足つぼコラム♯2 足つぼは痛いのが正常

>足つぼ師になって15年くらい。ほぼ毎日足触ってます。

なので・・・足裏って私にとっては日常です。

今日は、2回目の「足つぼコラム」です。

お時間ある方は、是非お付き合いくださいませ。

>さて。足つぼ で1番に聞かれる事は、

「痛いでしょ?」

その次に、「痛い所が悪いのよね。」

足つぼの言葉に必ず「痛い」と言う言葉がリンクします。

答えは・・・・・はい。痛いです。そして

痛い所が悪いと言う訳ではなく、不調な箇所です。

>私が、「台湾式足裏療法プロ養成講座」を受講中の半年間。

想い返せば、ただただ・・・・・痛い日々でした(笑

技術習得に来ている子等ばかりなので、その手に容赦はなく。

初心者なので、効かせてナンボの所もあり。

そして、反射区の捉え方も甘く。

正常の痛み + 非正常の痛み が組み合わさり。

とにかく痛かった~。

そもそも。私が足ツボを習おうと思ったキッカケが

初めて受けた足ツボで、痛すぎて気を失った事なんです(笑

とにかく、痛がりな私。

「班長!(←クラスの班長やってました)痛がりすぎなんだって!」

と、同期の子によく練習にならん。と言われたものです(笑

>この痛み。

細胞、自らによって放出される 神経伝達物質 によるものです。

手・足・耳などは、最も痛みが強い物質

サブスタンスP が放出されます。

その他、上半身に放出されるのが、ヒスタミン これ聞いた事ありますね。

頭痛薬なんかは、このヒスタミンを抑制する作用となっています。

逆に、腰痛などの下半身に放出される物質が ブラジキニン

なので、腰痛には頭痛薬は効かないのですね。

>この細胞が神経伝達物質を放出する時に伴うのが痛みです。

その痛みによって人は守られ、コントロールをし、
自律神経を調整し血液をその部分に送り込みます。
その他、細胞は栄養不足になれば、
ドーパミンを放出し、栄養過多になればセロトニンを放出する事により
本能的な事もコントロールしています。

それが神経に伝わり、脳へ伝わり、脳が処理。

なので、「痛み=体を守る」なんですね。

確かに、人類の感覚の「痛み」を取り除いてしまったら

怪我にも、骨折にも気づかず。不調にも気付きません。

あんな小さなトゲが刺さっても、あんなに痛いのは気付かせる為なのね。

>足ツボ は故意的に「サブスタンスP」を誘発させて
足の細胞間のつまりをなくし、新陳代謝を高める作用も担ってます。

サブPは、ある箇所で放出されると、その部分から
隣の細胞へとどんどん放出の影響を与えるので
足の裏と言う全身に響く部分の刺激は人体の細胞全ての活性化に繋がります。

サブスタンスPが放出される時・・・
その量が多ければ多いほど・・・

痛いです。

細胞間のつまりが酷いほど、痛いです。

細胞が活性化され、血液が流れ、細胞間の詰まりがなくなると
サプスタンスPの放出を弱めます。(必要がない為)

反射区への刺激で痛みに慣れて、痛みがなくなるのではなく
伝達物質の放出量が減った為、痛みが弱まります。

流れがよくなれば、「痛い」から、「痛気持ちいい」に変わります。

足ツボは、サブスタンスPを誘発するので、
ほどほどの痛みを感じながら、心地よくなる。

これが、「正常な痛み」です。

>一番怖いのが、全く痛くも痒くもない状態!

神経伝達物質も放出出来ないほど、固くなり。

神経の流れも滞っている状態です。

過去に・・・数名の方で、全く無反応のお客様がみえました。

私の指から血が出るほどの強さで押しても

・・・・・・・・・・・・・ん???遠い所で押されてる感じです。・・・と。

これが一番怖い。

この続きは・・・♯3 でお話しますね。

※サブスタンスPは、様々な作用を担ってます。足ツボでの話はその作用の1部です。

Syalalaの足ツボ。
大丈夫、強さ加減はしますので
足ツボがキライになる痛さの施術はしません。

お気軽にご来店下さいね。
(時々・・・しっかり効かせる所は効かせますが・・・・)

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