足つぼコラム♯9 足つぼと陰陽五行

もっかどきんすい 陰陽五行の五行を覚える時は、こんな風に覚えます。
上から、もっかどきんすい→木・火・土・金・水です。

足つぼは、中国思想の基礎から成る為、この陰陽五行説と深い関わりをもちろん持っています。この5つが集まれば「氣」が集まるとされ中国思想の原点となり、この氣の学問を、「易学」と言います。

易学もまた、5つに分かれます。(五術)

  • 命(メイ)・人間の理解・人間を占う方法・氣の流れ
    (四柱推命など)
  • 卜(ボク)・事態の予防と処置。事件を占う・氣の流れを見て注意する。
    (水晶占術など)
  • 相(ソウ)・物体の観察・物の相を占う。氣の流れを観る。
    (家相・風水・手相・人相など)
  • 医(イ)・疾病の治療・人間の肉体の保身・氣のバランスを整える
    (漢方・経絡・リフレクソロジーなど)
  • 山(サン)・人間の感性物心両面の修行・悟りの氣の学問
    (坐禅・ヨガなど)

足つぼは、医 になる訳です。陰陽五行を意識しながら施術する事も大切となるのですが、一般的にはあまり取りいれる所も少ないです。東洋医学は奥が深い上に、結果に対する原因を探さなくてはなりません。西洋医学のその部分を診る方法や考えの方が結果や効果も早く、説得力があるからです。

・・・・さて。どう言う事か、簡単に説明しますとですね。

木火土金水には、五臓・五体・五季・五志・五色などが割り当てられています。上の表を見れば解りやすいと思います。

最近の私を例にあげると、最近の私は、「胃」が不調なのです。この不調は、「強すぎる」から起こる不調です。胃酸過多で良性のポリープが多くあり、胃潰瘍や、逆流性食道炎に注意と、お医者様から診断されております。

胃は、「土」です。ここの氣のバランスが崩れていると言う事になります。

「土」の五臓は、「脾」これは消化器官を示し食欲不振は、脾の弱まりを考えます。慢性疲労やだるさも「脾」が原因です。水分である津液にも関わりがあるので、むくみ。肌荒れや口内炎。甘い物が欲しくなったり。感情の面では心配の感情や悩みの感情です。

足つぼで、「土」を整えるには。強すぎる「土」の力を抑制する「木」の力を強くする。または、「土」の力を「金」に流す事も考えます。勿論ダイレクトに「土」を施術してバランスを整えるのも必要となります。

となると・・・。「木」の肝臓と胆のう。「金」の肺と大腸。への施術も念入りに行う必要があると言う事になります。

少し、難しくなりましたか?
まだ、もう少し深く進みますよ。ついてきて下さいね。

しかし、私は「胆石」を患っており4年前に「胆のう」を全摘しております。「胆のう」がないのです。となると、「土」の力を抑える「木」の力がそもそも弱いのです。この「木」の力を強くするには、「水」に助けてもらわねばなりません。「水」は腎臓・膀胱になります。

「水」を強化すれば自然と「火」の力を抑制。「火」は「土」を助けるので、助ける力が弱まれば「土」の力も弱くなります。

って事で。腎臓と膀胱の反射区を特に念入りに行う。と言う形に導かれました。

「水」は黒を表します。黒色食材の「黒豆」「黒ゴマ」「キノコ類」を摂取して、あまり悩まず、身体は冷やさない事。そんなアドバイスも浮上します。

勿論、全体のバランスも整えなければならないので、全体への施術もしっかり行った上での話となります。

・・・と。五行を考えると、どんどん深くなるのでココで終わりとします(笑)ここまで導くには、お客様とコミュニケーションを取りながらカウンセリングしながら進めて行く必要がありますよね。

反射区が表す事は、日々変わります。その時の環境や感情。季節によっても変化します。

足つぼを定期的に末永く担当してくれるサロン。Syalalaはそんなサロンです。毎回ここまでカウンセリングして施術している訳ではありませんが、通われているお客様との会話からヒントを貰って、こっそり施術している事はあります。「胃」が不調なのに、何故腎臓と膀胱への施術が長いのか・・・不思議に思う方もみえるかもしれませんね。

足つぼって、考えれば考えるほど凄いし深いな・・・。

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ご来店、心よりお待ちしております!

※記事内の提案はあくまでも推定です。足裏療法にて病気を治す事は出来ません。ご了承ください。